2012年3月23日金曜日

新ルールについてのQ&A

2012年ジャパン・オープンで採用する新ルールについての問合せがいくつかありましたので、記載しておきます。

=========== 新ルールの日本語訳 =======================
もし、ゲーム中に同じチームの2台のロボットが故障とみなされた場合、計時は継続し、残ったチームに 1
点と相手チームが戻ってくる間の休息が与えられる。残ったチームには1分ごとに1点が与えられる。5分経
っても直らない場合は没収試合となる。しかし、これらのルールは相手のルール違反によって故障したとみな
されない場合のみ適用される。
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=========== 質問とその回答 =========================
●30-0で勝っているチームが2台故障し5分経過しても修理できない場合,
没収試合なので負けているチームが0対5で勝つのか?

回答:そうです。何点取っていても没収試合なので0-5です。


●15-10の試合で勝っているチームが、残り4分の終了時に2台のロボットが火をふくなどで故障し修理できない場合,15-14で勝ち試合になるのか?

回答:故障が明白で、4分以内に修理できない場合は、15-14となります。


●15-10で勝っているチームが急に2台故障と主張し、15-14で負けてしまった場合、審判などにおかしいと抗議することは、審判侮辱にあたるのですべきではないと指導したほうが良いのか?

回答:審判が故障の理由が明白で適切と判断した場合、15-14です。
   このケースに対する抗議の場合は、審判の判断に対してのクレームになりかねません。


ロボット故障を戦略として取り入れてるチームをあれはいけないことだと指導すべきなのか、ルールにのっとった戦略だから悪くないと教えるべきなのか?

回答:ルールにも明記されている通り、故障の判定が出来るのは審判のみです。
   キャプテンが故障申請をしても、その理由を明確・適切に説明(アピール)できなければ、
   故障扱いにしません。(判断基準はルールの通り)
   もし、一方のチームの2台とも故障になった場合は、
   残り時間が5分未満で5点以上勝っているチームの場合、
   主審がキャプテンとともにパドックの様子を見ることもあります。
   スポーツマンらしくない行為が認められた場合は、レッドカードを適用します。

これらのことについては、今回から採用されるルールにつき、
事前の審判講習会ならびにチームキャプテンミーティングにおいて、周知し確認します。