2021年12月6日月曜日

【RCJJ2022】サッカーオープンクラスのレギュレーションについて

 先に公開した「ジャパンオープン2022におけるサッカーオープンリーグのサイズ・重量規定、及び日本リーグルールについて」のとおり、2022シーズンジャパンオープンサッカーオープンクラスの機体は、直径180mm以内、高さ180mm以内となります。

これとは別に12月4日現在、RobocupJunior Soccer フォーラムに2022シーズンのドラフト版ルールが掲載されています。この中にオープンクラスの変更点が新たに加わり、「ボールは一般的なゴルフボール(直径42mm)」「ボール捕獲ゾーンの深さは15mm」となっています。

これを踏まえたうえでサッカー技術委員会で検討した結果、ジャパンオープン2022でのサッカーオープンクラスのレギュレーションをこれまでアナウンスした内容に沿ったものとすることを決定しました。

ロボットサイズ:直径180mm以内 高さ180mm以内
ロボット重量:2200g以内
使用ボール:直径64mmパッシブボール(これまでのオレンジボール)
捕獲ゾーン:深さ25mm(これまでの規格)
決定理由
  • 18cmへのサイズダウンは3年前からアナウンスされており、2021シーズンのオープンクラスロボットも多くが18cmで設計されていたこと
  • 多くのチーム・選手はRCJJ発表の内容に基づきロボットを設計していると推測されること
  • ドラフト版ルールは内容が流動的であり現段階で変更点は決定事項ではないこと
なお、今回の決定事項はジャパンオープン2022名古屋大会においてのものであり、ノード大会・ブロック大会での採用を強制するものではありません。ドラフト版ルールが決定となった場合は2023シーズン以降これに沿ったレギュレーションとします。
世界大会で現在のドラフト版が採用された場合は、ジャパンオープンとは異なる規格のロボットが必要になります。